風の残像
３
「まぁとりあえず風呂入ってくれば？」
「えっ？」
「いや麗奈の脚泥だらけだぜ？」
「あっ…」
麗奈は自分の脚を見て驚いていた
少しの靴ずれと砂か被っていた
「い…いいんですか？」
「おぉ、なんか適当に着替え用意しとくからさ」
「ありがとうございます…じゃあお言葉に甘えてお風呂かりますね」
そう言って麗奈は銀時からバスタオルをもらって風呂場へ向かった
「大きいな…」
マンションもそうだったが、お風呂も立派でそこそこの広さがある
シャワーを浴びながら髪や身体を洗い、湯船に浸かった
「はぁ〜気持ちいい…」
身体を伸ばしてリラックスしながらゆっくりとした
「ふぅ…」
だいぶ浸かっていてのぼせてしまったので、そろそろ上がる事にした
「あっ」
洗面所に行くとすでに着替えが用意してあり、麗奈は頬笑み、シャツに腕を通した
「んっ…」
胸が少しきつかったがたいしたことはないのでそのままリビングへ向かった
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