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風の残像

あれから久坂が銀時の家へやってきて、麗奈を交えて3人で話をすることになった

「いや〜あんときの別嬪さんにまた逢えるとは思わんかったわ〜」

「はい…あの時はすいませんでした」

「いやいや気にしてへんから、あんさんも気にせんでええよ。関西人はな、結構気さくやし、優しい奴等ばっかやから」

冗談交じりに話すおかげもあったのか、麗奈は少しずつ久坂に心を開いていった

「ところでお前何しに来たんだよ?」

銀時がキッチンから3人分のお茶を持ってきながら話す

「だから飯食わしてくれや、腹減っとんねん」

「んなもんそのへんの女ひっかけて食わしてもらえりゃいいじゃねーか、いちいち俺のとこくんな!!」

「あぁそれええかもなぁ」

ポン、と手を叩いて納得したように言った

「今まで気づかなかったのか…」

「あぁじゃあそうさせてもらうわ、ほなな。銀、麗奈ちゃん」

そう言って久坂は銀時の家から帰って行った

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