修羅の死神
1
「いぶきっ!!」
バシンッ
叩かれた頬は赤く腫れ上がる
口端から血が流れる
「……」
「なんだ!?その目は!!それが主人に向ける目か!?」
「…てめーなんぞ主人だとは思った事ねーよ」
赤い目で下から睨みつける
「…このクソガキ!!」
バキィ
殴られて床に叩きつけられる
「貴様のような人間以下に飯をやるだけ感謝しろ!!」
怒鳴りつけられ、部屋をあとにしようとする主人
「いぶき、しばらく飯抜きだ」
言って主人は部屋をあとにした
「…知ったことか、バーカ」
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