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修羅の死神
2
「さぁ、着きましたよ」
2人が行きついた先は小さな寺子屋
そこがいぶきの拾い主の家らしく、また学び舎でもあった
庭では4人の子供が遊んでいた
「皆さん、来なさい」
松陽が名を呼ぶと喜んでかけてくる3人の子供
しかし1人の女の子だけは恥ずかしがっているのかなかなかやってこない
「優生、来なさい。新しい友達ですよ」
「!!はい…」
「…!!」
いぶきはその声に聞き覚えがあった
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