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修羅の死神
3
その晩
また殴られて蔵に閉じ込められた
子供たちが親に告げ口をしたのだろう
心の隅でいぶきは思った
「……」
『お前なんか生きる価値ねーよ』
『死ね』
「…何で…」
同じ人間(ヒト)なのに私は人間(ヒト)でいれないのだろうか
何で人間(ヒト)に順位なんか決めつける
誰だ
人間(ヒト)は皆平等だとかほざいた詐欺師は
嘘つき
平等じゃねぇじゃねぇか
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