月明かりの狂気
３
「そうっスよ!!うちはまだあんたの事気に入ってはいないけど皆あんたが帰ってきてくれただけで喜んでるじゃないっスか!!」
「刹那さん…何で死のうとするんですか。生きて下さい」
「刹那殿…確かに御主は人間が踏み入れてはならない領域に踏み込んで甦った。それでも皆が生きてほしいと願っている…それでいいんではないか？」
「また子…武市さん…万斉さん…」
皆の言葉に刹那はまた泣いた
「刹那…死ぬのは許さねェ…」
「刹那!!私もネ!!また刹那と遊びたいアル!!」
「…高…神楽…私だって……私だって死にたくないよ!!」
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