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月明かりの狂気

「何とも思わねェわけねェだろうが…!!」

「!!」

「兵器にするつもりで甦らせたわけじゃねェ…嫌がってるのは知ってた」

高杉の声はいつもより弱々しい

「刹那が俺を愛していなくても…俺は今でも…刹那を…」



「だったらそれを素直に伝えればいいネ」

「…!!」





「だって刹那だって今も」





ドカァン


「「!!」」

また地響きがした

「刹那…!!」

神楽はますます不安になった


「オイ」

「?」



「この手錠壊してくれ」

「嫌アル」

「はっ?」

神楽の予想外の言葉に高杉は開いた口が塞がらない


「お前銀ちゃんの敵ネ、敵をみすみす解放するバカがどこにいるネ?」

「頼む…何もしねェ」

「……」

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あきゅろす。
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