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月明かりの狂気

神楽がくる数分前


「…うっ…」


高杉は意識を取り戻していた

と共に頭に激痛がはしる

「…いてェ…、!!刹那!!」


はっとして刹那を探すが既に刹那の姿はなかった


「…くそっ!!」



刹那を護れなかった

また




泣かせた


俺はただ刹那の笑った顔が見たかった

あの頃の笑った顔が見たかった

たったそれだけなのに









今の自分の状況を把握する

どうやら來に手錠で柱に拘束されたらしい

しかも刀は手の届かないところにある

刀があれば腕1本でここから抜け出せるのだが、それができない

完全に動きを封じられた






刹那の泣いていた顔が何度もフラッシュバックする

何も出来なかった

自分の無力さに嫌気がさした

その時



「刹那ァァァァ!!」

ドアを突き破り、この部屋に入ってきたやつが1人

そいつは、來が連れてきたやつで銀時のツレだった

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あきゅろす。
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