月明かりの狂気
5
「いちご牛乳ある?」
刹那はソファに腰を下ろしたと同時に注文した
「今は切れてる」
「そっかぁ」
ホントはあるのだが銀時は飲ませたくなかったため嘘をついた
「で、何の依頼で来たんだ?」
「まぁその話は後にして……久しぶりだね、銀」
「そうだな…もう何年も逢ってないもんなぁ」
「あの〜銀さんと刹那さんはどういう関係なんですか?」
新八は2人の事について聞いた
「あぁ昔の馴染みだよ。元攘夷志士だ、こいつは」
「えぇ!?刹那さん、攘夷に参加してたんですか?」
「ん?まぁ…」
「じゃあ桂さんや…高杉さんとも知り合いなんですか?」
「そうなるな。まぁ攘夷やる前からの知り合いだけど」
「へぇ」
新八は銀時の過去をあまり知らないため、これ以上聞くことはなかった
「で、何でここ来たアルカ?」
神楽が問いだした
「あぁその事なんだけど…最近また辻斬りが流行ってるの知ってる?」
「あっ!!それ今日のニュースで見ましたよ」
新八はニュースを思い出しながら語った
「もうかなり騒がれてますよね」
「あぁ…で依頼というのは
私をかくまってほしい」
3人は目を見開いた
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