月明かりの狂気
3
2人が目にした刹那は別人の様だった
身体が返り血まみれで
笑っていた
それは
酷く歪んでいた
「…ヒヒヒ」
「刹那さ…」
ドシュッ
「…えっ?」
一瞬の出来事で何が起きたか分からなかった
銀時も桂も見えなかった
銀時の隣にいた新八が刹那に斬られ、その場で倒れた
「新八!!」
新八の懐からは血が流れ、止まる事を知らない
「エリザベス!!新八君を頼む!!」
『わかりました』
エリザベスは新八を安全なところへ運び出した
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