月明かりの狂気
4
「おーい、新八〜神楽〜何してんだ〜?」
銀時が廊下に続くドアを開けると、そこには
銀時には見覚えがある顔があった
「刹那……!?」
銀時は驚いた様な、動揺を隠せない顔をしていた
「あぁ銀!!いた!!よかった」
刹那は笑って手を振った
「えっ!?じゃあ…」
「ホントに銀ちゃんの知り合いアルカ?」
新八と神楽はまだ疑っていた
「まさかこんなグータラで死んだ魚のような目をしてる人にこんな…こんな綺麗な人がいたなんて…」
「ダメな天パにも綺麗な人寄って来るアルナ〜」
「お前らァァァァ!!銀さんをなめてるだろうォォォォォ!!俺だってなぁ、べっぴんさんの知り合いなんかいっぱいいるんだからなぁ!!…ったく最近のやつは…「あがるよ、銀」」
刹那は銀時の話には耳も貸さず、ズカズカと中に入っていった
「おいぃぃぃぃ!!勝手に上がるなぁ!!」
「何?依頼主にその態度?」
「てめぇぇぇぇ!!可愛くないよ!?刹那ちゃん!!」
「まぁまぁ銀さん、1週間ぶりの客じゃないですか。ここは話を聞きましょうよ」
「ちっ…」
新八が銀時を抑えた事でようやく銀時の怒りは静まった
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