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月明かりの狂気
1
「……」
目が覚めると見慣れた天井が視界に入った
万事屋じゃない
隣に目をやると、眠っている高杉が目に入った
安心したような顔で寝息を立てている
寝顔はあの頃と変わらない
高杉を見て、抱かれた事を思い出す
どうしようもない愛しさがそこにはあった
――高は本当に私を思ってくれていたんだろうか?
一瞬そんな考えが頭をよぎった
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