月明かりの狂気
6
それから銀時は桂の胸倉を離し、少し落ち着きを取り戻した
「その後高杉が刹那を連れて行った」
「そうか…で、刹那や神楽の事どう説明してくれんだ?ヅラ」
「俺だって刹那はそんなやつじゃないと思った…ここに来る前、エリザベスや仲間達と情報を集めた。そしてとんでもない事が分かった」
「なんだ?」
「銀時…新八君…紅桜を覚えているか?」
「!!」
銀時と新八には、紅桜を使って江戸を火の海にしようとした高杉一派のこと
あの時の事が走馬灯の様に蘇った
「刹那は
紅桜だ」
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