月明かりの狂気
5
「そんな事が…」
「今思えば…その頃からだったかなァ…高杉が変わっちまったのは…」
「高杉さん…今でも刹那さんを…」
「だからあのような事に手を…」
「「…?」」
銀時と新八は桂が何を言っているのか分からなかった
「高杉が刹那に何かしたのか?」
「実はここに来る前に刹那を見た」
「刹那を見たのか!?」
「あぁ。だが様子がおかしかった」
「?」
「戦いを楽しんでいるように見えた…そして……銀時、
リーダーを襲っていた」
「!?」
桂は神楽のことをリーダーと呼ぶ
刹那が神楽を襲っていたということに銀時は動揺を隠せなかった
「ありえねぇ…ヅラ、お前冗談止めろよ…!!刹那がそんな事するわけねぇだろ!!」
銀時は桂の胸倉を掴み、怒鳴る
「俺だって信じたくない!!」
「止めて下さい、銀さん!!桂さん!!」
新八が止めに入り、なんとか抗争は免れた
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