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月明かりの狂気

「刹那…あの片目包帯の事護ったアルカ」

「そう…どうしても死なせたくなかった…自分はどうなってもいいから、高だけは護りたかったんだ。そして私は死んだ」

「……」

「でも…高は私が死んだ間に変わっちゃったんだね…私が護りたかったものは…本当に護れたのかな」

哀しい目をして、刹那は俯いた

「刹那は片目包帯の…高の事好きアルカ?」

「…!!うん、好き。ずっと一緒にいてくれたから」

「だったら」

「でも」

「?」




「今は…怖い」

そういう刹那は少し身体が震えていた

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あきゅろす。
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