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月明かりの狂気

「どうしたの?撃てないの?鬼兵隊ともあろう御方が」

「てめぇ…!!」






「そいつを撃つのは許さねぇぞ、来島」

「!!晋助様!!」

壁に寄りかかり、煙管を吹かしている高杉はこちらを見ている

「来島、お前は出てけ」

「…わかったッス」

来島は最後に刹那を睨んでから、部屋を出て行った

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