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月明かりの狂気

「神楽ちゃん、遅いなぁ」

剥離來の情報を集めた銀時と新八は万事屋に戻っていた

「どこまで出かけたんだ、あのバカは」

「でも今雨降っているから、流石にもう少ししたら帰ってくるでしょ」

「そうだな」

「それより銀さん、この剥離來ってやつ、とんでもない人ですね」

「あぁまさかこんな奴に刹那が…」


2人が集めた剥離來の情報はとんでもないものばかりだった



一向に集まらない中、2人が尋ねたのは源外の所だった

源外の話によると、剥離來は昔は、幕府に仕えていた優秀な科学者だったがいつからか思考が狂い、人体実験に手を染め始めたのだという


「どうしましょう?刹那さん無事だといいけど…」

「あいつだってバカじゃねぇよ。俺達と同じくらい修羅場くぐり抜けて来たんだ。簡単にやられるなんて思えねぇ」

「銀さん…」


その時




ピンポーン





インターフォンが鳴った

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