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月明かりの狂気

神楽はこの状況を作ったのが刹那だと信じたくなかった

「刹那…何があったネ?」

その言葉に刹那は顔を神楽の方に向けた

その瞬間



刹那は歪んだ笑みを浮かべた


「!?せつ…」

刹那の名を呼ぼうとした時





すでに刹那は神楽の前にいた

少し体勢を低くし、覗き込むように神楽を見る

「えっ!!?」







ガキィン!!



刹那は刀を神楽に突きつけた

間一髪傘を開き、刹那の攻撃から免れた

「刹那、どうしたアルカ!!?何が」




ガゴッ!!


刹那は神楽の腹を蹴った
威力が半端なく、流石の神楽も突き飛ばされた


「ゲホッ!!」

腹を抱え、蹲る神楽



「…ヒヒッ」

「!!?」

「ヒヒヒヒハハハハ!!!」

「…刹那?」

「アーハハハハハハ!!!!!」


不気味な笑い声をあげ、刹那は神楽に向かった

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あきゅろす。
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