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月明かりの狂気
8
そのころ神楽は
「酢昆布たくさん買えたネ、しばらく困らないアル!!」
酢昆布をかじりながら、かぶき町を歩いていた
ポツ…ポツ…
「…あっ」
雨が降ってきた
元々傘を差している神楽にはあまり関係のないことだが
「雨降ってきたアル、早く帰ろ…んっ?」
ふと神楽が路地裏に目を向けると
刀を抱きかかえ、雨に濡れ、蹲(うずくま)っている刹那を見つけた
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