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月明かりの狂気

「…!!!」
高杉は目を見開いた





「いつかは自分が自分じゃなくなる時がきても………また高の傍にいられたのが一番の幸せだったって言ってたヨ」









「大好きって言ってたネ。いや………







愛してるって」









高杉は一筋の涙を流した

刹那を抱く腕に力を込めた





「刹那………俺も………







愛してる」

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