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月明かりの狂気

一行が向かったのは「ヘドロの森」

「えっ?銀さん、ここで買うんですか?」

新八はビビっていた

「バカ、俺だってこえーよ!!でもここがいいだろ?」

「あれっ?坂田さん、どうしたんですか?」

「「「ギャァァァァァァ!!!」」」

店のシャッターを開けた屁怒絽にたずねられ、銀時達は悲鳴を上げた

「そんな驚かないでくださいよ」

「いやいや誰でも驚くって!!」

「それよりどうしたんですか?」

「あ…あぁ花が欲しいんだけど」

「何がいいんですか?」

「彼岸花が欲しいんだが」

「彼岸花ですか…誰かの墓参りですか?」

「あぁ刹那の墓参りだよ、今日命日なんだ」

「あぁ刹那さんの…よく手伝ってくれて助かりましたよ」

「彼岸花っつっても、菊とかじゃねーんだ」

「何が希望ですか?」

「百合と曼珠沙華あるか?」

「あぁありますよ、ちょっと待ってて下さい」

屁怒絽は奥へ行き、花束を作り始めた


数分後―…

「できましたよ」

「サンキューな」

銀時は金を渡し、ヘドロの森を後にした

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