月明かりの狂気
3
一行が向かったのは「ヘドロの森」
「えっ?銀さん、ここで買うんですか?」
新八はビビっていた
「バカ、俺だってこえーよ!!でもここがいいだろ?」
「あれっ?坂田さん、どうしたんですか?」
「「「ギャァァァァァァ!!!」」」
店のシャッターを開けた屁怒絽にたずねられ、銀時達は悲鳴を上げた
「そんな驚かないでくださいよ」
「いやいや誰でも驚くって!!」
「それよりどうしたんですか?」
「あ…あぁ花が欲しいんだけど」
「何がいいんですか?」
「彼岸花が欲しいんだが」
「彼岸花ですか…誰かの墓参りですか?」
「あぁ刹那の墓参りだよ、今日命日なんだ」
「あぁ刹那さんの…よく手伝ってくれて助かりましたよ」
「彼岸花っつっても、菊とかじゃねーんだ」
「何が希望ですか?」
「百合と曼珠沙華あるか?」
「あぁありますよ、ちょっと待ってて下さい」
屁怒絽は奥へ行き、花束を作り始めた
数分後―…
「できましたよ」
「サンキューな」
銀時は金を渡し、ヘドロの森を後にした
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