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月明かりの狂気

ガキィン


來の左腕と高杉の間に何かが入り込んだ


庇ったのは神楽だった

傘を開き、寸前で受け止める

「神楽ァ!!」

「…チャイナ娘…」

「約束したネ、刹那を助けるって」

「!!」

「刹那を助けたい気持ちは同じアル」

バキィンと左腕を払った

神楽は傘を振り上げ、來に向かった

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