月明かりの狂気
5
「來ィィィ!!お前だけは…私が許さないネ!!」
ドカァン
神楽は來に思い切り、傘を振り下ろした
白煙が舞う
「神楽ァ!!」
「神楽ちゃん!!」
「思い知ったか……、!?」
白煙がはれていく
來は空いている右手で棍棒を使い、神楽の傘攻撃を受け止めていた
「なっ…!?」
「あはっ♪何?僕なら倒せると思った?」
神楽は傘を握る腕に力を入れるが、來の棍棒ばビクともしない
「あぁそうか…」
「?」
「君どっかで見たことあると思ったら…今思い出したよ」
「私はお前なんか知らないネ!!」
「あはは♪そんな事言わないでよ。あっそうだ♪君に一言言いたい事あるんだ」
「!?」
「お兄ちゃん元気で殺(や)ってるよ♪」
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