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月明かりの狂気

「何だ?え〜っと」

新八は手紙を読み始めた





『銀、新八君、神楽ちゃんへ
短い間だったけど、私をかくまってくれてありがとう
とても楽しかったし、3人には感謝しているよ

だが私はもうここにはいられなくなっちゃった
ここにいたらみんなに迷惑をかけちゃうから
私を探さないで下さい
余計な事に巻き込みたくないから
わがまま言って本当にごめんなさい

ありがとう
本当にありがとう

刹那』




「こ…これ…本当に……刹那さん…」

新八が心配しているのを他所に神楽は着替え始め、髪を整えた

「か…神楽ちゃん何してるの?」



「酢昆布買いに行ってくるネ」

「えぇ!?何言って」

「大丈夫アル、すぐ帰ってくるネ」

そういうと神楽は日傘を持ち、家を出て行った

「神楽ちゃん…分かりやすいよ……僕もこうしちゃいられないな、刹那さんを探しにいかなきゃ!!っとその前にあのバカ起こさなきゃな」



「だ〜れがバカだってぇ!?」

「うわっ!!銀さん!!」

銀時は既に起きていて襖に寄りかかっていた

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あきゅろす。
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