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月明かりの狂気

「「「「「「「!?」」」」」」」

皆は驚きを隠せなかった

來は左腕から寄生された「なにか」に左半身を呑まれていた

「こいつはさー僕が実験中に勝手に試験管の中から出てきてね、僕に取り付いたんだよ」

淡々と來は話し続けた

「以来僕の身体が気に入ったらしくてずっと住み着いてるんだよ。まぁ紅桜みたいに馬鹿じゃないから身体全体は呑み込んでないけどね♪」

ビクンビクンと左腕は伸縮を繰り返している


「こいつはさー強者の力を引き出す能力がある。誰かこいつに気に入られたらしいよ〜さー誰だろうな?」

そう言って來は刹那を抱える高杉を見た

「…!!」

「あはは♪どーやら





刹那ちゃんが気に入ったみたい!!」

來の左腕が伸び、高杉に向かってきた

「高杉!!」

「晋助様ァ!!」

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あきゅろす。
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