月明かりの狂気
5
次の日
一番最初に起きたのは神楽だった
「う〜まだ誰も起きてないアル〜」
寝ぼけ顔のままリビングへ向かう
そこで異変に気づいた
「…アレ?刹那いないネ、いつもならもう朝飯出来てるはずアル。…んっ?」
神楽はテーブルの上にある置き手紙に気づいた
「何アルカ?」
その手紙を見た瞬間
神楽の顔色が変わった
それと同時に新八が万事屋にやってきた
「おはよ〜ございまーす…あれ?刹那さん?」
新八もいつもとおかしい事に気づき、急いでリビングに向かった
「刹那さ〜ん?あ、神楽ちゃんおはよう。刹那さんは?」
「新八!!大変ネ!!」
神楽は泣きそうな顔だった
「神楽ちゃん!?どうしたの?」
「刹那が…刹那が出ていっちゃったアル!!」
「えぇ!?刹那さんが!?」
「これが…残ってたネ」
そう言うと神楽は新八に置き手紙を渡した
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