月明かりの狂気
5
銀時と桂が刹那の動きを止めている時、高杉は刹那に叫んだ
「刹那ァ!!俺は初めてお前に逢った時から惹かれてた!!お前は俺が全てだったって言ってたけどよォ、俺はお前が全てだった!!戦場から帰ってきた時も、お前がいてくれてすげぇ安心したんだ!!」
『刹那…』
『!!高!!』
『おい、あんま抱きつくな。いてぇから』
『…無事でよかった』
『…お前も』
「そこに刹那がいてくれるだけで、俺はずっと俺のままでいられたんだ!!」
「……」
「思いが通じた時、どんなに嬉しかったか!!好きで好きで仕方なかった!!」
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