月明かりの狂気
2
「おおぉぉぉ!!」
3人は刹那に向かって刀を突きつける
ギィンと刃の混じる音が響く
「「「刹那ァ!!」」」
刹那の名を叫びつつ、3人は戦う
「…すごいネ」
神楽は4人の戦いをただ呆然と眺めていた
「刹那…苦しんでるネ」
「うん…でも僕らには何も出来ない」
「悔しいアル…!!」
「それは拙者等も同じでござる」
「万斉さん!!」
いつの間にやら神楽と新八の近くには万斉、来島、武市がいた
「拙者等も刹那殿を助けたい…が、今はあのような状況だ」
「うちらが行っても足手まといっス」
「もう…祈るしか…ないんですね」
「そうでござるな…あとは、3人に望みを託すしかあるまい」
5人は本当の思いを胸に、彼らを見つめた
全ての望みを叶えてくれる事を
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