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月明かりの狂気

それから一階に向かった四人

銀時にはパフェ、神楽には大量のご飯、新八と刹那には各自好きなものが置かれていた

神楽はご飯を夢中で食べ始め、新八と刹那は二人でおつまみを食べながら談笑をしていた



「オイオイババァ、何のつもりだァ?急に呼び出しやがって…しかもこんな飯用意してくれちゃって」

「殺すぞ白髪。…まぁそんな事言ってらんないんだけどねぇ」

お登勢の雰囲気がいつもと違うと感じた銀時は、顔をしかめた


「どうしたぁ?」

それでも銀時はパフェに食いついている

「今日妙な奴が来てね、1人の女探してるとか言ってたんだよ」

「へぇ…で?」

「剥離來とか言ってたっけなぁ、そいつが」






ガシャァン




「!?」

音がした方を見ると刹那が飲んでいた酒のコップを落として割ってしまった


「おいどうした?」

刹那は何かに怯え震えて恐る恐る聞いた



「…それ…本当…?ら…來がここに来たの?」


「あぁ本当さ。…こんな事聞きたくないけど、あんた何か隠して」

「おい、それ以上深入りするな。本人震えてんじゃねぇか」

銀時は少し怒った表情だった

「そうかい…悪かったね。まぁ知らないとは言っておいたから安心しな」

「…ありがとう」









その夜刹那は

「…もうここにはいられない…みんなを巻き込みたくない……私は…」




置き手紙を残し、万事屋を出た

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あきゅろす。
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