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月明かりの狂気

「…!!」

刹那は高杉の腕の中で震えていた

「來…!!てめぇに刹那は渡さねェ…!!刹那は兵器じゃねェ…人間だ」

高杉は刹那を抱える腕に力を入れた


「あはは♪ホントに刹那ちゃんが好きで堪らないんだね









でもそろそろ邪魔かなぁ…高杉晋助」

來の声が急に低くなった

周りはただならぬ殺気を感じた



「刹那ちゃん…君は何の為に甦ったの?」

「…!!」

「高杉に逢わせる為じゃないよ…?知ってるでしょ?」

「…違う…私は」

「戦え…その為にここに帰ってきたんだからさぁ」

「…っ!?」

「戦えよ…










お前は僕の実験体だろ?」

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あきゅろす。
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