月明かりの狂気
1
「あはは、随分楽しい事になってるねぇ♪」
声の主は來だった
來はコンテナの上に座り、高杉達を見下ろしていた
「來…!!」
高杉は來を睨みつけた
「そんな怖い顔しないでよ〜」
來は怯える素振りを見せない
それどころか今の状況がとても楽しくて仕方ないといったような顔だった
「おい」
「んっ?」
「てめぇが剥離來か?」
銀時は來を睨み、低い声でたずねた
「そうだよぉ〜♪」
「てめぇが刹那を…!!」
「だからそんな怖い顔しないでよ〜僕もねぇ言いたい事があるんだよ」
「なんだ?」
「僕も刹那ちゃんが死ぬのは反対だなぁ」
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