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月明かりの狂気

お登勢は一瞬険しい顔をしたが、すぐに平然を装った

「いや知らないねぇ。」

「そうか…まぁ見たら僕が探してたって言っておいてよ〜」

男はそう言うと店を出ようとした

「待ちな、名前は?」

「あぁ忘れてたよ」

男は振り返り



「ぼくは剥離來。彼女に逢ったらよろしく」

その瞳は狂気に満ち、不気味に笑い、來は去っていった






「オトセサン、コレヤバインジャナイデスカ?」

「刹那は…何か…」

キャサリンとたまは恐る恐るお登勢に言った

「…キャサリン、たま、あいつら呼んできな。たらふく飯食わせてやるって条件つきでな」

「ワカリマシタ」

「はい」

キャサリンとたまは店を出て、4人を呼びにいった





「やばいね…あの娘何かあるね」

お登勢は焦りを感じていた

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あきゅろす。
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