柔軟概念 第壱頁 「おばちゃーん。酢昆布おくれヨ〜。」 神楽の声が街角の駄菓子屋に響く。 神楽の好物(最初コウブツを変換したら鉱物って出てきたぞ…;;)である酢昆布は、いつもここで買われている…はずだ(オイ)。 神楽が酢昆布を購入して万事屋へ帰ると、店の前でガキ共が群がっている(何この言い方ァァ)のを見かけた。 神楽はガキ共に声をかける。 「ウチの前で何やってるネクソガキ共。」 声のかけ方はもうツッコまないとして、ガキ共は騒ぎ立てながら質問に答えないまま散っていった。 「?」 神楽がガキ共の見ていたモノの方向を見た。 「うわぁ。」 その嬉しそうな一言は晴れた空に吸い込まれた。 当所万事屋 「ただいまヨ〜。」 「あ、おかえりなさい神楽ちゃん。」 [*前へ] [戻る] |