Novel
3
さっきの雷で停電が生じたこと。
緊急用電源で、電気は復旧していること。
そして…
いつ完全復旧するか分からないため、省エネをするから…
エアコンは使用禁止だということ!
これを聞いたメンバーたちはさすがにめまいがした。
「何てこったぁぁあ!」
一番落胆の色が見てとれたのは、さっきまではしゃいでいたミヌ…。
「ミヌひょん、すぐエアコン使えるようになるって!ね?」
優しく答えたのはエンディ。
すると…
「…もぅダメ…;」
エリクはイスにガタンと崩れ落ち、目はどこか明後日の方を向いてしまう。
「ひょんはもぅ少しやる気出してぇ〜;」
そう元気づけるエンディに相槌を打ったのはドンワン。
「そぅだぞーッ!男ならこれぐらい我慢しろぅ!」
「…わにひょん、そこまで張り切らなくてもいいよ;」
まんねなのに一番気苦労が耐えないであろうエンディ。
メンバーみんなを気遣っている。
ふと目を向けると、むし暑いにも関わらず、ジニは顔面蒼白だった。
「ん…?どしたの、ジニひょ…」
そこまで言うと、エンディはジニが指を震わせ差す方を見る。
そこには…
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