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 Novel

久々に6人が集まる仕事。

もちろん楽屋は同じ部屋…


━━うぅ〜、ドキドキするなぁ…。
会ったら何て言おうか?
笑顔で入って行けばいい?
久しぶり!って挨拶しようか?
メンバーなのにそれもおかしいな…。



ドアノブに手をかけてるのに、回す勇気が出てこない…。

しばらくドアの前で悶々と思いを巡らしていたら、スタッフに声をかけられた。

「チョンジンさんどうかしたんですか!?…入らないの?」

「…へ?」


どうやら、ドアノブを握り締めながら、ぶつぶつ呟いていたらしい…。

少しだけ恥ずかしくなって、照れ笑いで答えた。

「ちょっとだけ緊張しちゃって…へへへ。」

スタッフの不思議そうな顔を横目に、意を決してドアを開ける。

と、そこには、俺以外のメンバー全員が既に揃っていて…

みんなにっこり笑顔で迎えてくれる。

何だか嬉しくて、俺もつられてにっこり。

誰も一言も声は発しない…

きっと、みんなも緊張してるんだろうね。

でも、笑顔だけで俺たちは通じあえるから━━

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あきゅろす。
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