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親友のキスが忘れられんくて、好きになってしまった///
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***
 
 
 
合コンきっかけで最近仲のいい石山と織田らと、帰りに大街道のマック寄ろうって事になった。
 
隼人も行くやろうって思ってたのに、アイツは先帰るって。
 
 
「行かんの?シェイク今日だけ100円らしいよ」
 
「んー、今日はやめとくな。帰ったらメールして」
 
 
合コンの話してから、隼人に余所余所しくされてる気がする。
 
同中の木村とばっか話してて、俺が入ってくと、二人の会話が一瞬止まる。
 
自分は楽しそうに彼女の話とかするくせに。
 
なんか……よう分からん。
 
 
「あ、スマイルくださいっ」
 
 
マックに誘った本人の織田は金が無いとかで、ハンバーガーと水とスマイル頼んでたけど、店員の子めっちゃ真面目そうで、あんま笑ってくれんかった。
 
俺と石山は、普通にビックマックセットとバニラシェイク。
 
んで、合コンどこでするかって話しになって。
 
 
「向こうは全員済美やって」
 
 
話してる途中、石川のスマホに相手の女の子からメール入って来た。
 
 
「あ、写メも来たっ」
 
「まじまじ?」
 
「あー可愛いやんっ普通に可愛いやん」

「ちょ、俺も見して」

「がっつくなや〜!山下が引いてるやろー!」

「引いてないって。飽きれとるだけやって」
 
「……あー、まあまあやな」

「織田の顔キショイわ。まあまあやって言いながら半笑いやん」


石川と織田は、写メ見てやたら興奮してる。

 
「右の子タイプかも。ちょいあかりん似じゃね?」
 
「それよか場所どこにするん」
 
 
アイドルオタッキーな石川は置いといて。
 
織田がガストの割引持ってたんやけど、「雰囲気ないやん!」ていう石川の強い拒絶を受けて、絶賛中止。
 
コイツ合コンにマジ賭けてるやんかってイジッてたとこで、たまたま店に来てた中学の同期らと合流した。
 
そっからは別の話で盛り上がって、合コンの話題はどっかに消えてった。
 
で、家に帰って。隼人にメールしようと思ってたら、隼人の方から家に来た。
 


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