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REN†ALーれんたるー(完結)
2


***



「ふあ……っ、んぐ、うむっ……」


華奢な男子生徒が膝まづいて上條のペニスをしゃぶっている。

小さな口をいっぱいに開け、舌を出しいれしながら刺激している。

竿から根本部分まで見えなくなる位に咥え込むと、途端に口をすぼめてじゅっぽじゅっぽといやらしい音を上げて前後に動き始めた。

――場所はもちろん、生徒会室。

廊下側にある入り口ドアには、響礼央が逃さまいともたれかかって、奥の様子を見ている。

いつの間にか室内には黒い二人掛けのソファが持ち込まれており、そこに命令されるがまま着席しているのは有紗だ。

ソファの位置は不幸にも特等席で、有紗の座るすぐ目の前で男同士の卑猥な行為が繰り返されているのだ。

ソファに腰を掛けたことで目線が下がる。

前を向くと、抗いようもなく半強制的に上條のペニスが見えた。

ヌメヌメと唾液で光をみせながら口の中を出したり入ったりするモノは、昨日の自分のそれのように張りつめて上を向いている。

午前8時。五月晴れで清々しい登校時間のこと。

校門前で待ち構えていた響と目が合うなり、ネコのように首を掴まれ、なすすべもなく拉致された。

中に入るなりこの有り様だ。




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