1 だから言ったんだ。 俺様に触るなって。 「やぁっ…、んっもう…だ、め……っ!」 汚い。可愛い。俺様の犬。 俺様に触ったお前が悪い。 俺様を煽ったお前が悪い。 「おい。もっと泣け。喘いでばっかでつまんねーよ。泣け。」 お前のイキ顔より、俺様はお前の泣き顔がみたい。 「…っん。はぁ、まっ…てぇ。あっイ……き、そう。」 ムカつく。 ソファに浅く腰かけてる俺様の足元にひざまずいて器用に自分のペニスを触りながら俺様の足をペロペロと舐める俺様の可愛い犬。 だけど俺様の言う事聞かないなんてムカつく。犬のくせに。 「…………もういい。まじ触んな。1人で遊んでろ。俺もう寝るから。」 俺様はそう言って犬の顔面めがけて足をあげた。 見事に当たった犬はその刺激で軽くイッたようだ。精液臭い。 「あ゛ぁっん!あ、ご、…ごめんな…さ、い。はぁっん。」 本当にだらしない犬だ。 「臭い。触んな。消えろ。」 俺様はソファから腰をあげて近くにあったテレビのリモコンを犬に投げつけてその場から去った。 ……………思いっきりぶつけてやったのに犬は痛がる素振りも見せずに顔を赤らめたまま俺様をみつめてる。 でも今日はかまってやんない。 [次へ#] [戻る] |