携帯見せて!(兎)
※受け主
「なーバニー」
「バーナビーです。なんですか」
「携帯見せて」
「携帯?いいですよ」
「えっ」
「なに驚いてるんですか」
自分から言ったくせに。
バーナビーは怪訝な顔で赤い携帯を差し出してきた。
「もうちょっと渋るかと思ってた」
「別にやましいことなんてありませんし、あなたに隠し事をするつもりもありませんから」
「!」
「あ、照れた」
「照れてねぇし」
「耳まで真っ赤ですけど」
あまりにストレートな言葉に顔が熱くなる。
誤魔化すようにそっぽを向いてバーナビーの携帯を開くと、耳に柔らかい感触。
「っ、」
「携帯なんかより僕を見て下さいよ」
「ちょ、バーナビ、っ」
携帯を奪われて耳を甘噛みされると、そこからはもうずるずるとペースに乗せられてしまった。
おまけ
「このロックかかってるフォルダ何?」
「自撮りフォルダです」
「えっ」
「嘘です。藍さん専用フォルダですよ」
「うわーマジかと思っ……えっ?」
バニーちゃんが攻めだ……どうしてこうなった
そしてテレビはネタの宝庫である。
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