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困惑
[准side]



酔っ払った先輩を送ってって

思いがけなくそのまま泊まって



一緒のベッドで寝たり


ご飯作って貰ったり


抱きしめたり…




憧れの先輩が、俺を見て


話したり 笑ってると、なんかスゲー嬉しいな、って…


あのサークルにいるって事は、先輩男好き…なのかなぁ?


俺はたまたま友達になったやつに誘われただけで


でも、先輩といる時のこのドキドキは…何???





[徹side]



こないだ三谷田を泊めてから


学校でも時間さえ合えば着いてくる


フツーならかなりウザイと思うけど、あいつに関しては全然苦にならないんだよな…





「センパーイ♪♪」


ほら、今日も また。



歩き続ける俺に追い付いて、息も切らせず爽やかな笑顔


「今日って、サークルやるんですよね」


「だから向かってんだろ。あ、コーヒー買って来て?」


二人分の小銭を渡す


「二本っすね!」


「…一本おまえの。」


「っす!行ってきます!」




後ろ姿はあっという間に小さくなって


俺はまたサークルのある別棟へと歩き出す




「お♪冴樹来たな。もうすぐ始めるから座ってろ」


「あーい…」


いちお来たけど、たぶん寝るな


もう先に来てるやつらは机の上に山のような漫画本やら同人誌っての?並べて


心なしかさっきからチラミされてね?俺…


「なに?さっきから」


「あ…の〜…冴樹先輩をモデルに同人誌作ったんですよ…」


「それで、相手は…」


隣のコが言いかけた時


「っちわーっす!」


三谷田が入って来た途端


「キャー♪♪二人揃った♪♪」


「何?揃ったって。ハイ♪センパイのコーヒー」


三谷田から受け取りながら、揃った…って言葉を推測する


もしかして?


三谷田が女の子たちが持ってた同人誌を見始めた


次第に赤くなってく三谷田



やっぱり…



「センパ…コレ…」


「見せなくていー…想像ついた」



いつの間にか部長が仕切り始めてて


萌えるシュチュエーションだの何だのの話してる


隣の三谷田はまだ顔赤いしよ。




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