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[准side]



センパイに洗いざらい喋ったら


なんか楽になった



嫌われてないのはわかったし


センパイにからかわれて恥ずかしいのって…


ほんとに俺…センパイの事?


さっきのキスも、全然嫌じゃなかったし//////



むしろ昨日俺がしちゃったっていうキスを覚えてないのが悔しい



布団の中で悶々と考えてたけど



どーゆー意味であれ、センパイが好きなのには変わりないし



つか、息苦しい…



プハッと布団剥いだら



センパイいねーし(泣)



ぐちゃぐちゃにしたベッドを直してリビングへ行ってみる



「センパ〜イ…一人にしないで下さいよ」


「あ?寂しかったか?(笑)」


「うん。」


ここは正直に言ってみる



フッと笑ったセンパイに見とれてしまう



やっぱ…好きだな


身体の方が先に気付いたけど

もうすぐ気持ちも追い付きそう



センパイもそうだったらいいな




「テーブルの上、片付けてこい」


「はいッ!」



ゆうべのまんまのリビング


すげー飲んだな…



ゴミ袋ひとつ埋まった



「それ、ベランダに出しといて」


「…はい」


ここって7階だったよな?


おそるおそる戸を開けて外見ないように腕伸ばしてゴミ袋を置いた


「…なに…高いのダメ?」



いつの間にかすぐ側にいたセンパイ


「…ハイ」


「俺より背ぇ高いのに高いとこダメって…」



笑いを堪えてるセンパイ


「んじゃあ、おまえここには住めねーな(笑)」



え?また何かサラっと言ったよ?


住む?って…




どどどど同棲!?



真っ赤になった顔でセンパイを見上げたら(しゃがんでるので)



「なぁに想像してんだ?(笑)どーせ週末泊まってんだから、住んじまえば?学校にも近いし」



そりゃあ、大学入ったからアパートでも借りようとは思ってたけど


「…いいの?俺、来ても」


「大型犬飼ってみたかったし(笑)」


「俺、犬!?」


「だってなんも出来ねーじゃん(笑)やだったら家事覚えろ?」


「やる!覚えるからッ!!」


「(笑)んじゃ、ゴミ片付けできたからご褒美な」


鼻の頭に チュッ てされて


頭ナデナデされた



まだまだワンコ扱いだけど



もっともっとセンパイ好きになりたいし、なって欲しい






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