[携帯モード] [URL送信]
6
[徹side]



寝起きのボーッとした頭でタバコ吸ってたら



隣で泣き出した三谷田



何?



声かけても黙ったままで



吸い終わったタバコを灰皿に押し付けると、自然と三谷田を抱き寄せてた



頭撫でてやって


「どーした?言ってみ?」



「…わ…かんない…」


「なにがわかんないんだ?」



「俺…センパイ見てると…勃つし…」


(そーなんだ?)
「ん、それで?」


「…起きたら…センパイ抱いてるし…」


「…まぁ、男の腕枕は初めてだったな(笑)」


「…俺…キスしたの?…センパイに…」


「ん、それも初めてだな」


「俺…センパイ好きだけど…そーゆー好きか…わかんなくて…」


「ん、俺も好きだぞ?」


「…気持ち悪くない?」


「キスも抱っこも、おまえのは大丈夫だったぞ?」


「…ほんと?」


「ああ(笑)おまえも…俺も、まだよくわかんねぇんだし…も少しゆっくり考えてみよ?」




ゆっくり顔あげて「…うん」と頷いた三谷田の涙を拭いてやって頭ナデナデ



俺より図体でかいのに、ちっさくなってる三谷田がかわいい



身体でかいやつは伸び伸び育てなきゃな(笑)



チュッ



やつのデコにキス


「昨日のお返し(笑)」



真っ赤になった三谷田は布団被って丸まって


「センパイそれ恥ずかしい〜顔出せね〜」


「も少し気持ちがはっきりしたら、ちゃんとクチにしてやるよ(笑)」



「…もぉ〜!!!恥ずかしいからそれ以上言わないでよ…」



からかって恥ずかしいんじゃ、もうおまえの気持ちは決定なんじゃね?(笑)



あとは俺か……









[前][次]

13/72ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!