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[准side]





う〜ん…あったか…


ほどよく温かい抱き枕


も少し柔らかくてもいいな〜



寝ぼけた目を開けて見ると



セ…ンパイ?


の、どアップ…


って!!!


俺が抱きしめてんじゃんッ!!



何!?何がどーしてこーなってんの!?



いつの間にベッドで寝てんの?俺……



焦ってわたわたしてたら布団の中に冷たい空気が入って


寒そうに俺にくっついたセンパイ……



かわい〜……



と思ったら



う……勃った…



どどどーしよ…



「…ぅ〜ん…」


センパイが寝返りうって向こう向いた



この隙に…



慎重に布団を抜け出して



トイレに篭って抜いた



ちょっとした事でセンパイに反応してしまう分身



確かにセンパイかわいーよ?


エロいよ?


好きだよ?


でも男じゃん?


今までも周り男だらけだったのにさ


センパイにだけ反応する身体…


これって…好きって事?



男が好きな訳じゃないんだろう



他の人は何とも思わないし



俺…センパイが?……/////





ベッドに戻ってセンパイの寝顔見てたら



「……起きてたのか?」


まだ眠そうなセンパイ


「…タバコ取って?」



渡すと仰向けになって吸い出した



「…おまえってさぁ…」


「…はい?」


「酔っ払うと……キス魔?」


はい???


「…何ですか?ソレ…」


そんなん言われた事ないし


「…いいや…」



その後は無言のセンパイ



話の内容を分析すると…



俺がセンパイにキスしたって事?





うそ〜〜〜!!!


覚えてねーし!!



ついさっきセンパイが好きかもって気付いたばっかの頭はパンク寸前…



この無言は怒ってるのか?


呆れてるのか?


自分の気持ちも、センパイの考えもわからなくて


顔見れなくて下向いてたら


手の上に水滴…





「ッおま…何泣いてんだよ?」



わかんねー…


教えてよ、センパイ







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あきゅろす。
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