9(あやめ×仁) [side仁] 飲み物買いに売店に来たら、何か話し掛けられて 適当言って断って 戻ろうとしたら… なんだ?アイツ… !!! カッとなって走りだす。 『何か用?』 そいつは走っていなくなった… あやめ?… 覗き込むと… ポロポロ… 声も出さずに泣きだした… …っっくそッ!! あやめに近づくヤツは今までもたくさんいた… 本人に自覚はないが、めちゃくちゃかわいんだよっ! 優と二人で守ってきた…のにッ! 今日にかぎって… 固まったままのあやめを チカラ一杯抱き締めた… ピクッ… 気付いたらしく抱きついてきた… まだ声が震えてる… [sideあやめ] 「仁?もう、大丈夫だよ」 心配そうな顔… あッ… やさしく唇を塞がれた… /////… 離れて…見つめられて… また、軽く…ちゅッ… [side仁] 思わずキスしちまった… 涙目で見上げられたら… 『まだ遊ぶ? なんか食べようか?』 「…泣いたら…おなかすいた…」 フッ…笑 やっと戻った… 手をひいて立たせると、 手を繋ぐよりは…と 肩を抱いて歩きだした。 なんか…ちがう…かな? あやめの手を俺の腰に廻して… めっちゃ密着っ//// [前][次] [戻る] |