21(雨の日は…)
三人とも朝方までシテいたのでまだ夢の中…
外は雨…
ピンポーン…
ピンポーン…
「はーぃ…」
あやめが起きて玄関へ…
何も着ていないのに気付く…
「ちょっと待ってて下さいっ!」
パタパタと服を着て玄関を開ける…
宅急便です、と
大きな箱を渡される。
「ご苦労さまです」
ドアを閉めて差出人を見ると
おかあさんからだぁ!
箱を開けると、たくさんの服やレトルト食品、
と、紙袋…。四角いところを見ると中は箱もののようだ…
手紙を読むと、電話に走り長い間母親と話し込んだ。
電話を切って初めて今日は雨降りだと気付いた…
――じゃあ、三人でお出かけは延期かぁ…――
[side優]
なんとなく目が覚めて
隣にいる筈のあやめがいないのに気付く…
トイレかな?
起き上がって部屋を出るとリビングからガサゴソ物音がする。
「あやめ?早いなー」
視線の先には
半裸のあやめ…
「何してたの?笑」
「おかあさんが服いっぱい送ってくれたから…
一人ファッションショー…」
「俺にも見せてよ。次はどれ着る?」
[sideあやめ]
んーっと、と選んで
今着ていた服を脱ぐと
ぷるん、と裸の胸が出た…
あ、ブラまだしてなかった…////
まぁ、いいか。と次つぎ着替えて優にポーズをとって見せた。
ニコニコ笑って見てくれるのは嬉しいけど…ちょっと恥ずかしいなぁ…
そのとき、後ろから抱き締められた…
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