[携帯モード] [URL送信]
9(あやめ×仁)

[side仁]

飲み物買いに売店に来たら、何か話し掛けられて

適当言って断って
戻ろうとしたら…

なんだ?アイツ…
!!!

カッとなって走りだす。

『何か用?』

そいつは走っていなくなった…

あやめ?…

覗き込むと…

ポロポロ…
声も出さずに泣きだした…

…っっくそッ!!

あやめに近づくヤツは今までもたくさんいた…
本人に自覚はないが、めちゃくちゃかわいんだよっ!

優と二人で守ってきた…のにッ!

今日にかぎって…

固まったままのあやめを
チカラ一杯抱き締めた…


ピクッ…

気付いたらしく抱きついてきた…

まだ声が震えてる…




[sideあやめ]

「仁?もう、大丈夫だよ」

心配そうな顔…

あッ…

やさしく唇を塞がれた…

/////…

離れて…見つめられて…

また、軽く…ちゅッ…


[side仁]

思わずキスしちまった…

涙目で見上げられたら…


『まだ遊ぶ?
なんか食べようか?』

「…泣いたら…おなかすいた…」

フッ…笑

やっと戻った…

手をひいて立たせると、

手を繋ぐよりは…と

肩を抱いて歩きだした。

なんか…ちがう…かな?

あやめの手を俺の腰に廻して…

めっちゃ密着っ////


[前][次]

9/63ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!