2(あやめ×優)
[side優]
あやめを待っていると…
「優〜…」
と、チカラない声が聞こえた。
行ってみると、鏡の前でぺたんっと座り込み、
涙目の…
にゃんこ一匹…
「どぅした?」
「…見えちゃう…」
「え?」
「着れるの…ないよぉ…」
…あぁ…そぅか…
「ごめんな?」
抱っこして、ナデナデ。
なんか他に…あ、そーだ…
前に買ったシャツ、小さかったんだよな。
あやめには大きいけど…と、クローゼットから出して着せてみた。
ちょっと…大きいけど
////…っ…カワイッ
思わず… ちゅっ
合いそうなスカートを履かせて…
「今日、服買ってあげるから、少しこれでガマンしててな?」
「…ぅんッ…」
[side仁]
優が呼ばれた意味に気付き…
////
優いっつも見えるとこに付けるもんなぁ…
あやめなんか、身体中だし。
暫くしたら着替え終わった二人が出てきた。
優の趣味っぽい大きめのシャツを着たあやめ。
『かわいーじゃん。
楽しんでこいよ!』
「うんっ。仁はちゃんと宿題しててねっ?」
げっ…そんなもん…
寝てよー。笑
『ほら、時間なくなるぞ?行ってこい!』
「うん。」
と、行きかけてパタパタと戻ってくる。
?
「いってらっしゃいの、
チュ…して?」
こいつは…////…
おでこに チュッ としてやると、
ニッコリ笑って
「行ってくるね〜!」
あやめは笑ってるのが一番だな…
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