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「あやめと付き合う事になった。」

何て言うかな…
こいつだってあやめを…

『よかったじゃんかー!あ、俺の事は気にしなくていいからな。もぅいぃんだ』

思ってもみない言葉を聞いて、俺は言葉を失った…
でも、強がってるふうではない。

なにがあったんだ?…



[side仁」

あやめとの事を聞いても、ショックは受けなかった…

なんつーか…ホッとした?

俺が気持ちを押さえとけば、みんなうまく行くんだ…
あやめは好きだ。でも俺の中では幼なじみの域からそれ以上には進まない事に気付いたんだ。
女で好きだと思えたのはあやめだけだったと、最近気付いたんだ…

頭の中で、そんな事を考えてる間、無言だった俺に

「他に好きなやつでもできたのか?」

…言えるかよ…





[side優]

「他に好きなやつでもできたのか?」

優越感でも余裕でもなく、そう仁に聞いた…

仁は複雑な表情で俯いていた。

チビの時から知ってるんだ。物事はっきり言うこいつが、こんな態度なのには何か訳がある…

「おぃ、何かあるんなら話してみろよ?」

シーン…

「俺には話せない事か?
何悩んでんだよ。おまえらしくねー…」

シーン…



さっきから思ってた事を言ってみた…

「おまえ、俺来るまで一人でシテただろっ。笑
臭うぞ、この部屋」


『…っ////!!』

お?やっと反応した。笑

「誰でヤッてたの〜?
ビデオか?それともあやめ?
は違うかぁー…
もしかして男にはしったか?
俺だったりしてなっ。笑」




『わりーかよ…』



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あきゅろす。
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