3 [優side] あやめの家を出てから、仁に電話した。 プルルルル…ガチャ 『もしも…』 「今、暇か?」 『お、おー。来るのか?』 「うん、話がある。」 俺は仁の家に向かった。 [仁side] (やっと仁出してあげれたよー) ↑管理人の声。 優が来る? うわっどーしよー!? ドタンッ バタン ガタン!! なにやら気が動転してぶつかりまくる… はっ!! ズボンの中から出ている自分自身をあわててしまう。 そう…俺は気付いた… それも一昨日… 優が好きな事に… あーーどーなってんだ?俺…!? 優だって男だぞ?(当たり前だが…) でもさっきオカズにしてたのは優で… ぅあーー!!どーしよー?… ピンポーン♪ ぅあ〜〜〜優、来ちゃったしよ〜っ と、取り敢えず… 玄関へ行き鍵を開けてやる。 ガチャ 「よぉっ!」 『お、おぅ。まぁ入れ』 「あぁ…誰もいないのか?」 『いねー。なんか飲むだろ?部屋行ってろよ。』 なんとなく顔見れなくて、視線を合わせないまま、飲み物を取ってきて部屋に戻った。 [優side] どぅ切り出そう… 『「あのさ、…」』 二人同時に喋った… 「なんだ?」 『お前からでいーよ。』 いや、お前から…と言いかけて 俺から話す事にした。 [前][次] [戻る] |