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[side優]
『…うっせッ…』
「…かわいくない…」
あ…
黙っちゃった…
と、思ったら
唇塞がれた…
仁も、俺と同じに思ってたんだよなー…
キスの続く唇を舐め返して
深く、絡ませた…
暫く味わって
唇を離すと
ミョーに艶っぽい仁…
「熱いのダメだったろ?
もう冷めたから、飲も?」
やたら心臓バクバクしてる俺って…
まだ明るいし…なぁ?…
スルのも…
ゴクンと飲むたび動く仁の喉をじーっと見てたみたいで
『ん?どした?』
「な…んでもない…」
今度は仁に抱き寄せられて
仁の肩に頭のせて…
はぁ〜なんか…きもちい〜
[side仁]
優の様子がなんかおかしかったから
とりあえず体温感じたくて抱いたら…
おーい…
寝ちゃってるし…笑
なんだかんだ、ほとんどあやめ抱っこして帰ってきたから疲れたんだよな…
優の寝顔とゆっくりな呼吸聞いてたら眠くなってきた…
[sideあやめ]
ふぁぁ〜…
あれ…まっくら…
まだふらつく足で部屋を出たら、ソファーで仲良く眠ってる二人…
寒いかな?と
毛布をズルズル持ってきてかけてあげた
電気付けたら起きちゃうかもしれないし…
少し怖いけどガマンしよ…
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